口内炎1

今回のテーマは口内炎です。
口の中が口内炎になって痛くて辛い思いをしたことがある人は少なくないはずです。
ですが口内炎=痛いとは限りません。
口内炎は口の中にできた炎症の総称になりますので、いくつかの種類があります。

そしてその中でも多くの割合を占める口内炎はアフタ性口内炎と言います。
潰瘍の回りが白っぽくなり、強い痛みを伴うものになります。
このアフタ性口内炎がいくつも口の中にできると非常につらいですよね。
通常であれば1~2週間程で治りますが、痛みが強くて辛い時や、いくつもできてしまって辛いときは早めに病院を受診しましょう。

このアフタ性口内炎になってしまう原因ですが、
物理的刺激や口腔内が不衛生な時、
ビタミンB・鉄分の不足、
睡眠不足・ストレス・疲労など体が疲れている時、
以上のような原因があります。

他に歯科的な部分で詰め物・かぶせ物の尖っている部分や入れ歯が合わない時や頬を噛んでしまっている状態が慢性的に続いてしまうと、
その部分に継続的に刺激が加わりアフタ性口内炎になりやすくなります。
そしてドライマウスでも口腔内の粘膜が弱くなりアフタ性口内炎になりやすくもなります。

なので口腔内環境の改善や日頃の食事や運動等で健康的な状態を維持すれば基本的にはアフタ性口内炎になる確率を下げることができます。
この記事をお読みの方でできやすい方は是非日常生活の改善を試みてみましょう。

次になりやすいのがカタル性口内炎と言います。
赤く腫れ、ただれたような感じの見た目になります。
アフタ性口内炎に比べると痛みは弱いですが、
刺激を感じると痛みがあったり、ひりひりした感覚になります。

カタル性口内炎になる原因は、慢性的な刺激や口腔内環境の不衛生、ストレスや疲労です。

治す方法は口腔内環境や体調の改善、慢性的な刺激の除去で1週間程度で自然治癒します。
症状がひどい場合には無理をせず病院を受診するのがいいでしょう。

次にヘルペス性口内炎というものもあります。
この口内炎はヘルペスウイルス1型というウイルス性のものになります。
8割近くの人が感染していて、体内にいる菌が体調不良などにより免疫力が低下していると発症する可能性があります。
そしてやっかいな事にヘルペスウイルスは現状根絶することができないため治っても再発するリスクがあります。

このヘルペス性口内炎にかかってしまったら、抗ウイルス薬を服用します。
菌の増殖を抑えてくれるため治りが早くなります。
ただ市販の薬にはヘルペス性口内炎用はないので、早く治したい場合は病院を受診する必要があります。

このように口内炎といってもいろいろな種類があります。
なので痛みや腫れ方をみてどれに該当するのか判断する必要があります。
ただの口内炎で終わればいいのですが、他の病気のサインの場合もありますので、
腫れが長く続く様だったり、痛みが強くて我慢ができない場合は無理をせず病院を受診するようにしましょう。

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