歯の欠損治療(歯を失った場合)

今回のテーマは歯の欠損治療に関してです。

人の歯は基本的に28本あります。
親知らずが全部生えている人だと32本になります。

歯が並んでいるアーチを歯列といいます。
その歯列は隣り合った歯や噛み合う歯とで生えている位置や力のバランスを保っています。
なので1本でも歯がなくなってしまうと、歯列のバランスが崩れてしまいます。

そして欠損状態のまま放置してしまうと、次第に隣り合った歯が倒れこんでいきます。
それと同時に噛み合う歯も、歯がない方へと出てきてしまいます。
さらにそのまま放置してしまうと、欠損部分の隣在歯だけにとどまらず、
歯列全体が歪んでいき、全体のバランスが悪くなってしまいます。

なので歯並びや噛み合わせが元々きれいであっても、歯が1本欠損した状態でなにもしないで放置してしまうと
こういった影響がでて、最終的には崩れた歯列になってしまいます。
そして見た目が悪くなってしまったり、噛み合わせが悪くなり、食べ物を食べるのが大変になっていきます。
特に奥歯は食べ物をすりつぶす役目を持っていますし、
人は意識をしないで物を噛むと、自然と奥歯で噛むようにできています。なので機能的に1番重要な歯になります。
しかしながら虫歯にもなりやすいので、毎日のケアを欠かさず虫歯や歯周病から守ってあげることが大事になります。

それでも外的要因や虫歯や歯周病の影響により歯がなくなってしまうことがあります。
その時には、何種類かの治療方法があります。
欠損した部分にもよりますが、大きく分けると3つの治療方法があります。
一つ目に、ブリッジという補綴物をいれて欠損補填をする治療になります。
二つ目に、インプラントによる治療になります。
三つ目に、入れ歯による欠損補填の治療になります。

それぞれには、違ったメリットがあります。

まずブリッジですが、欠損部分を補うために隣在歯を土台にして橋をかけるようにする被せ物になります。
入れ歯に比べると、噛み心地が自分の歯に近い感覚になります。
ただ土台となる歯を削らなくてはならないため、最低でも2本の残っている歯を削る必要があります。
そして土台となる歯が必要となるため欠損が大きい場合には、適用外となることがあります。
銀歯のものからセラミックスの物まで、幅広い選択肢があります。
最近ではジルコニアセラミックスのブリッジの人気があります。

次にインプラント治療ですが、こちらは骨の中に直接チタンなどでできた人工の歯根を入れて骨と結合させ、
自分の歯のような噛みごたえを再現してくれます。
そしてブリッジとは違い欠損した部分に直接治療ができるため、残っている歯を傷つける必要がありません。
前歯等の見た目も気になる部分にも適用できるので、欠損が小さいケースから大きなケースまで幅広い治療の選択肢が生まれます。

最後に入れ歯による治療ですが、こちらは欠損の状態によって幅広い選択肢があります。
バネを使って固定する部分入れ歯から全部欠損のケースでの総入れ歯といった感じに欠損治療をほぼカバーできます。
そしていろいろなタイプのものがあります。
金属のバネを使ったものや、磁石で固定するもの、金属のバネの無い目立ちにくい樹脂タイプのものもあります。
こちらも様々な種類のものがあります。

以上のように欠損治療にはいろいろな選択肢があり、
歯列の欠損状態をみたり、どのような治療を希望するかによって、様々な治療の選択をすることができます。

町田駅前グレイス歯科・矯正歯科では各種治療のお取り扱いやご相談を随時行っていますので、
ご希望の方はお気軽にお申し付け下さい。

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