小児予防KIDS
大切なお子様の歯を守りましょう!小児予防のメリットと内容
お子様の大切な歯を生涯守れるか・守れないかを決めるといっても過言ではない、小児歯科についてご紹介します。
子供のときから、予防を行うことのメリットについて
『乳歯は抜けるものだから、虫歯になってもあまりダメージにはならない』と考えられがちです。実は、大人の歯の健康にも影響を及ぼすことになります。虫歯の乳歯があれば、虫歯菌が口腔内により多く発生していることになります。新しく生えてくる歯が虫歯になりやすくなってしまうのです。小児予防の一環として正しいブラッシング方法を身に付け、定期的に歯医者さんに通う習慣をつけることで、虫歯になりにくく、万が一虫歯になったとしても早期発見・治療や、生え変わりの異常を発見することができます。
なによりも歯科医院が身近になることで、恐怖心が芽生える心配もなくなります。小児予防は、お子様の歯を生涯守るためにとても大切なことなのです。
小児の予防歯科で行うこと
ここでは、小児の予防歯科で行われる主な内容をご紹介します。
・フッ素塗布
虫歯菌の酸の産出抑制効果、エナメル質の補修効果、歯を強くする効果のあるフッ素を歯の表面に塗布することで、虫歯予防をします。
・トレー法
マウスピース状のトレーにフッ素を入れたものを口にくわえ、 上あごと下あごに各3~4分間フッ素を浸透させる方法です。
・シーラント
生えかわったばかりの奥歯など、凸凹とした部分では磨き残しが生じやすく、虫歯の原因になってしまいます。そこで、こうした凹凸部分に歯科用プラスチックで埋めて虫歯の予防を目指します。
・ブラッシング指導
歯の生え方や歯並びはお子様1人1人によって異なります。お子様にあった正しいブラッシングの方法を提案させていただき、親御様には、仕上げの歯ブラシ方法などをお教えします。