器具の滅菌について
先日7/5のフジテレビの特ダネという番組で歯医者の滅菌の実態について特集されていました。
歯医者の器具はきちんと滅菌されているかどうか?という問題は定期的にマスコミに取り上げられます。
それだけ、世間の人たちの関心も高いのでしょう。
医療機関として全ての器具の消毒、滅菌は当然のことです。
しかし、厚生労働省の調査によると必要な滅菌を行わず、治療器具の使い回しをしている歯医者が多いとのことです。
番組の特集では滅菌器具が高価だとか、忙しくて滅菌作業ができないという理由が挙げられていましたが、それは言い訳にすぎません。
患者さんのお口に入る検査器具や歯を削るタービンなどには絶えず唾液や血液などが付着します。
適切な消毒や滅菌をせずに使いまわすと感染症の危険性があります。
当クリニックでは治療に使用した器具は全て完全滅菌を実施しています。
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌機)を設置いているのは勿論、通常は121度で加熱するところを、当院では132度で20分かけて滅菌処理を行っています。
また使い捨て可能な物(紙コップや紙皿、エプロンなど)を用い使い捨てで診療を行っております。
器具は患者さんごとにパック詰めし、治療の直前に患者さんの席で開封します。
町田駅前グレイス歯科では、これからも患者さんが安心・安全に治療を受けられる体制を維持していきます。